
DELI-HELL.com
鶯谷はある種の魔境です。
風俗店の料金は比較的安めに設定されていますが、どんな怪物がやってくるかわかりません。
それでも給料前で手持ちの金は少なかったし、どうしても一発抜きたくて、一か八かの覚悟でデリヘル店に電話していました。ちなみにそこは本番ありの激安店です。
やってきたデリ嬢をみて、まずホッとしました。それほどの美人ではないものの、とりあえず若いです。これなら私の守備範囲です。
ようし。これならいっぱい出せるぞお。私は燃えました。
「すみません。それ、やめてもらえます?」
私がマンコに指をいれて動かそうとしたときです。デリ嬢がすっとお尻を引いていいました。
「どうして?」
「痛いんです」
聞いてみると最近の若い客ってみんなデリ嬢に「潮吹き」をさせたがるんですって。で、みなさん、全力で指を動かすもんだから、痛いうえに、下手をするとマンコに炎症を起こしちゃうんですって。
「お店でもNGにしてもらってるんです。電話でいわれませんでした?」
いわれてません。まあ、普通、風俗店は「すみません。うちは潮吹き禁止ですので、マンコには指入れんでください。ヨロシク」とかいいませんよね。
「だいじょうぶ。おれは優しく慎重にやるから。ちょっとでも痛かったらすぐやめるから」
私は彼女を説得し、私が長年かけて習得した「ゴールドフィンガー・テク」を彼女に見舞ってやりました。
「あ、あ、あ、でちゃうでちゃう、だめだめだめえ、ああ!」
彼女は見事に潮を吹いていっちゃいました。
「ね、痛くないでしょ?」
「まあね」
私自身は死力を尽くしてがんばったつもりだったんでしたが、彼女はさほどうれしそうでもありませんでした。
やっぱり風俗さんに潮吹きは必要ないのかもしれません。
Copyright © DELI-HELL.com All Rights Reserved.